主に千葉県における刑事弁護など


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少年事件の手続

高1長男を逮捕 東京の管理人夫婦殺害Excite エキサイト : 社会ニュース

 日本では20歳未満は「少年」(20歳未満の女性も法律上はこう呼びます)であり、成人の刑事手続とは別の手続になります。
 以下には、殺人事件のような重大犯罪を念頭において手続を紹介します。

1 逮捕されて、裁判官が最大20日勾留勾留するところまでは成人と同じです。
2 検察官は、20日の勾留期間までに捜査をして、事件を家庭裁判所に送致します(家裁送致)(=ここからは少年独自です)。
3 家庭裁判所は、少年を鑑別所に送る決定をし、最大8週間までに少年事件を処理しなければなりませんが、通常は4週間以内に結論を出します。
4 家庭裁判所の選択肢は、犯罪が認定されれば、
 1) 殺人事件のような重大事件は原則として検察庁に再度事件を送致する(これを「逆送」(ぎゃくそう)といいます)。
 2) 場合によっては、少年院送致等という選択肢もあります。
5 検察官に送致された場合は、検察官は事件が起訴できるかどうか検討し、起訴できる場合は、地方裁判所に起訴します。
6 地方裁判所で審理され、処分を行います。
 地方裁判所の選択肢は、犯罪が認定されれば、
 1) 殺人事件のような重大事件は原則として実刑
 2) 家庭裁判所に再度事件を戻すという選択肢もあります。
 より詳しくお知りになりたい方は、最高裁の少年事件手続のページをご参照ください。

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by cuts | 2005-06-22 15:41 | 刑事弁護