主に千葉県における刑事弁護など


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弁護活動と報道人との間合い

「捕まる覚悟あった」 光高爆発事件で弁護士 Excite エキサイト : 社会ニュース

 記事は、光高爆破事件で弁護士が報道陣に少年の供述内容の一部を話したというもの。
 弁護人は、被疑者・被告人の利益を守る義務があります。
 その義務の内容として、被疑者・被告人から聞いた内容を他に勝手に話してはならない(守秘義務)があります。
 守秘義務についての意識の高さから、従来は弁護士が起訴前から記者会見をするというのはあまり多くなかったように思われます。
 しかし、最近では重大事件では弁護側もかなり発言するようになってきたようで、今回の記事のように「弁護士が・・・・と話した」という記事もが結構見ることができますね。
 もちろん、弁護士としては、被疑者・被告人との面会での内容を報道陣に話すことは被疑者・被告人の了解をとらなければなりませんが、それでも報道陣に話すかどうかの最終的な決断は弁護士が決めることですから、担当の弁護士の考えによって何をどこまで話すかが決まることになります。
 これが結構難しく、私などもいつも悩んでいます。
 私は、法廷でのことはできるだけ解説することにしています。法廷は公開なのですが、記者さんでもわかりにくいらしく、そもそも声が小さくて聞こえなかったので、あそこは何て言ってたんでしょうか、というご質問から、何か難しそうな法律上の主張をしてましたが、それはどういう意味なんでしょうか等のご質問が出されるので、それにはできるだけ答えることにしています。
 記者さんからの質問を受けると、ここが結構わかりにくかったんだなあとか、一般の方はこう受け取るのかなどと反省しきりです。裁判官は一般的にポーカーフェイスで何を考えているのかわからないことが多いので、記者さんの反応を見るのは、大変ではありますが、私にとっては勉強にもなっています。


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by cuts | 2005-06-24 06:15 | 刑事弁護