主に千葉県における刑事弁護など


by cuts
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

薬物密輸罪の基礎知識

がにまたで発覚、女逮捕 股間に覚せい剤隠し密輸 Excite エキサイト : 社会ニュース

 薬物の密輸については、シンガポールでは死刑もあり等といわれておりますが、日本でもかなり厳しいです。
 特に、覚せい剤を報酬目的で輸入すると、懲役3年以上の刑になります。
 本件記事のように、体に密着させる事案、スーツケースなどに仕込む事案などありますが、税関の検査で発覚するケースが多いです。
 今回のは、がに股で歩いていたところを発覚ということで、持込側も結構おそまつなのですが、覚せい剤を使っている方は後をたちませんので、巧妙に日本に持ち込まれたりしているケースも中にはあるのでしょう。
 体に密着させてしまいますと、「薬物だとは知らなかった!」という主張はなかなかできないのですが、スーツケースの中に仕込まれたケースですと、持ち込んでいる人は中身を見ていませんので、「薬物とは知らなかった!」という主張が結構出てきます。
 日本の法律では、「故意」といって、薬物を密輸するということの認識がありませんと、犯罪は成立しないので、このような主張が出た場合、捜査する側も色々な事情を考慮して起訴するか否かを決定するということになります。
 覚せい剤を1キログラム近くもちこむと、場合によっては懲役10年近くまで刑が科せられる場合もあり、殺人事件並みの重さになります。


人気blogランキング 法律・法学部門5位(記事掲載時)
-現在のランキングについては、こちらをクリックしてください.(こちらをクリックしていただくと当ブログのポイントがあがります)
[PR]
by cuts | 2005-06-28 06:16 | 刑事弁護