主に千葉県における刑事弁護など


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検察庁の事務軽減策では?

法廷での書面朗読やめます 「間違う恐れ」と困惑も Excite エキサイト : 社会ニュース

 見出しからは何のことやらわかりにくいですが、こういうことです。
 検察官は、刑事の法廷で、冒頭陳述や論告と呼ばれている検察官の主張を書面にし、これを読み上げていました.これを軽微な事件については、書面読み上げを辞めて、口頭で行うようにするというものです。
 実は、既に千葉では一部の事件で今年の2月ころからやっています。ほかのところでもやっていたのか、千葉がテストケースだったのかよくわかりませんが・・・。
 この書面読み上げをやめている事件は、千葉ではごく一部で、少なくとも弁護士の方からのクレームというのは今のところないですね。
 記事によると、検察庁の目的としては、「裁判員制度に備える目的」ということですが、書面読み上げをやめようという「軽微な事件」には裁判員制度の適用はないのです。
 とりあえず、軽微な事件からはじめて裁判員制度に備えるということかもしれませんが、裁判員制度の適用されるような重大な事件では、書面読み上げは変えないというのでは理屈は通らないのではないでしょうか.
 困るのは裁判所で、今まで検察官から提出されてきた書面を記録にとじていればよかったのが、そういうことができなくなってしまうので、メモの提出をしてくれないかなどと呼びかけていることが記事からも伺えます.

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by cuts | 2005-07-05 07:00 | 刑事弁護