主に千葉県における刑事弁護など


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迷惑防止条例

本日の参考記事→<山陽新聞社員>女子高生の盗撮容疑で逮捕 岡山県警 Excite エキサイト : 社会ニュース
<痴漢行為容疑>農水省調整官を逮捕 女性の体触り 埼玉 Excite エキサイト : 社会ニュース

 痴漢行為や盗撮行為で有名人や一定の社会的地位のある人が逮捕されますと、ニュースになります.
 本日の参考記事も、一つは新聞記者の盗撮行為、一つは、国家公務員の痴漢行為です。
 これらの行為は、いずれもその県の迷惑防止条例に罰則があります.
 迷惑防止条例というのは略称です。千葉県の場合は、正式名称は、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」といいます。
 条例というのは、都道府県ごとに作られるものなので、条文は微妙に異なるかもしれませんが、痴漢行為や盗撮行為は、千葉県の場合、
 「何人も、女子に対し、公共の場所又は公共の乗物において、女子を著しくしゆう恥させ、又は女子に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない」
という条文で痴漢行為や盗撮行為が禁止されています(3条2項)。
 これに違反すると、
  6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金
ですから、初犯の場合は罰金で終わる場合が多いと思います.
 このような場合、逮捕されないで、在宅で事件を処理するという選択肢もありうるわけですが、参考記事のケースではいずれも逮捕されています.
 新聞社員の事件では、記事によれば、一時逃走したようですから、逮捕されてもやむをえないと思われますが、国家公務員のケースは事実関係も認めているようであり、なぜ逮捕されたかについては記事だけではよくわかりません。
 どの事件をどのような場合に逮捕するのかは、警察ごとに微妙に違ったりする場合もあります。
 弁護士から見て、逮捕しても違法とはいえないが、逮捕しなくてもよかったのではないかと思われるケースについても、手をこまねいていると、勾留されてしまうこともありますので、当番弁護士を呼ぶなどして対処された方が良いと思います.


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by cuts | 2005-08-23 07:28 | 刑事弁護