主に千葉県における刑事弁護など


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またまたまたまた取り調べ中の猥褻行為ですか

本日の参考記事→滋賀県警の巡査部長逮捕 取り調べ中にわいせつ行為Excite エキサイト : 社会ニュース

 警察官が取調べ中わいせつ行為をしたというこの手の事件、結構続いています。
 このブログをはじめたのが今年の5月ですが、これで3、4件目のニュースです。
 こう同じような事件が続くとなると、大量にこのような事件が発生しているのではないかと考えざるを得なくなって島します。 
 最近になって発覚する理由は
  1) 最近になって、この種の事件が増えた
  2) 前々からこのような事件はあったが、発覚していなかった
  3) 前々からこのような事件はあり、警察の一定の人は把握していたが、外にでなかった。しかし、最近は立件するようにした
 という可能性が考えられます。
 いったいどれなのかはわかりませんが、いずれにせよ抜本的な方策が求められるところです。
 問題のひとつは、勾留場所が警察署ということでしょう。
 被疑者が警察に入れられるのは当たり前のことではないかと思われるかもしれませんが、国によっては、勾留場所は拘置所(日本では法務省管轄)にして、警察との分離を図っているところもあります。
 つまり、
  警察→捜査、取り調べ機関
  拘置所→被疑者の身体拘束の管理に特化
という発想です。
 日本では、被疑者段階では、警察が
   捜査、取り調べ+被疑者の身体拘束の管理
の双方を同時に行っているため、人権侵害が行われやすいとの批判を受けることになっています。
 これが「代用監獄問題」といわれるものです(「代用監獄」というのは警察署のことです)

 ところで、今回の参考記事では、くだんの警察官は、「同署とは異なる別の警察署の取調室」でわいせつ行為に及んだそうですが、
  捜査する警察署と被疑者が勾留される勾留場所が異なること
は結構あります。
 というのは、女性房というのはすべての警察にあるわけではないからです。
 例えば、A警察が事件を立件して捜査する必要が生じたが、そのA警察には女性を収容する施設がない場合、被疑者は施設のあるB警察に勾留しなければならなくなります。これを業界用語では、「預かり」といったりしています。
 この場合、取調べは、B警察の取調室を借りて、A警察の警察官が行うことになります。
 
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by cuts | 2005-09-16 07:00 | 刑事弁護