主に千葉県における刑事弁護など


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現実逃避と薬物使用

「現実逃避で覚せい剤」 小林元衆院議員が供述Excite エキサイト : 社会ニュース

 刑事事件の捜査では、供述調書というものが作成されます。
 被疑者の供述調書といえば、被疑者が話したものを警察官や検察官が文章化して、レポートを作成したものです。
 被疑者が話したことですから、読んで聞かせて、間違いなければ被疑者に署名押印をするよう要請します。
 もともとの文書の作成者は、警察官や検察官ですから、作成者自身も記名押印します。
 覚せい剤使用事件では、覚せい剤を使用し始めた動機というのが、被疑者の供述調書には必ずもられます。
 多いのは、「興味があったので」とか「そのころむしゃくしゃしていて何か気が晴らしたかったので」というもの。
 しかし、よくよく他の証拠なども見てみると、薬物使用をしている方には、家族関係が問題となっていたりすることが多く、本人は「興味本位」「単にむしゃくしゃしていた」と話していたとしても、それが真の原因とは直ちにはいえないなと思っています(本人の分析力、表現力の限界というのもありますから)。
 多かれ少なかれ、今のこの嫌な現実から(一時的にでも)逃れたいという現実逃避が、薬物を使用する動機にはあると思います。

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by cuts | 2005-10-01 07:35 | 刑事弁護