主に千葉県における刑事弁護など


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弁護士事務所への捜索ーJMネット事件

<JMネット>「風説の流布」に弁護士事務所関与Excite エキサイト : 社会ニュース
 特捜部がJMネット事件で弁護士事務所に捜索をかけました。 
 くだんの弁護士の名前は記事では公表されていませんが、
 「弁護士事務所が、株価をつり上げた親会社の株売買に関与していたことが分かった」
 「東京地検特捜部は、大場容疑者と弁護士の関係について調べを進めている」
等となっており、かなり弁護士の関与を疑わせる記載となっております。
 ところで、捜索というのは、その場所に事件に関係ある証拠が存在することを、捜査機関(本件では東京地検)が裁判官に一応の証明をして、裁判官が捜索差し押さえ許可状を出すことによって行われます。
 ですから、その場にいた人が関与していたかどうかは、本当は別問題なのですが、捜査機関としてはある程度疑わしい人のところには、強制捜査である捜索をかけるという扱いをしているようです。
 確かに、協力的な人であれば、任意捜査でよいわけです。
 任意で書類を提出してもらえるところであれば、捜査機関が説得して、書類の任意提出ということですませます。
 もっとも、捜査に協力的なところでも、法律上の問題があって捜索でないと応じられないというものも場合によってはあります。
 携帯電話の通話履歴がそれで、これはプライバシーの問題がありますから、捜査機関から、携帯電話会社に対して、「任意で出してくれないか」という要請があっても、携帯電話会社はお断りをしているはずです。
 ですから、捜査機関も通話履歴については、令状をとって差押さえするという方法で取得しています。
 弁護士にも依頼者との関係で、守秘義務がありますから、任意で出してくれと捜査機関に言われても提出することはできません。その意味で、東京地検が捜索をかけた可能性もあります。

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by cuts | 2005-10-04 05:56 | 刑事弁護