主に千葉県における刑事弁護など


by cuts
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繰り返される犯罪

元五輪選手が覚せい剤取締法違反で実刑判決を受けたという記事→Excite エキサイト : 社会ニュース

 今回実刑判決を受けた方の判決の履歴を記事から見てみると
 95年 執行猶予判決
 同年 懲役1年6ヶ月の実刑判決
 99年 懲役1年8ヶ月の実刑判決
そして、今回
 05年 懲役2年6ヶ月の実刑判決
となっています。
 覚せい剤のみでこのように刑務所を出たり入ったりという方は、国選事件をやっていますと、それなりに目にするものです。
 本人に会うと、反省しており、法廷でも「もう二度とやりません」と述べるのですが、検察官は、「前回の法廷でもそういうことを述べたのでは?前回と今回と何が違うのですか?」と鋭く追及してきます。
 刑事弁護人としても、本人に反省の弁を述べさせるだけでは、裁判官に対するアピール度が弱いので、何とか本人の立ち直りを援助する親族などが裁判所に出てくれないかと探すわけですが、最初は立ち直らせようとがんばっていた親族も何回もやるとあきれて法廷での協力はしないことも結構あります。
 裁判官は、覚せい剤の実刑前科があると、前の刑よりも低くするということは、特別の事情がない限りできないようで、本件の記事のように段々と刑をあげていくという量刑手法を取っています。
 このように繰り返される犯罪は、覚せい剤のほかは窃盗罪が目に付きます。
 あとは、道路交通法関係の無免許違反罪と酒気帯び運転罪でしょうか。

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by cuts | 2005-10-08 06:51 | 刑事弁護