主に千葉県における刑事弁護など


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器物損壊事件は親告罪

自転車の空気弁を壊した男性が逮捕されたという記事→Excite エキサイト : 社会ニュース

 千葉のニュースですね。
 器物損壊罪というのは、親告罪つまり、告訴がないと起訴ができない犯罪です。
 逮捕は、告訴がなくてもできます。そうでないと、現行犯逮捕できませんからね。
 現行犯で逮捕した場合は、警察は、すぐさま被害者から告訴状を書いてもらいます。
 告訴というのは、告訴状というのを捜査機関(普通は警察)に提出することです。
 告訴状は、あとで取り下げることもできます。
 起訴前に取り下げれば、検察官は器物損壊罪で起訴できません。
 起訴後に取り下げても、検察官の起訴は有効で、そのまま裁判が行われます。
 つまり、起訴前に取り下げるかどうかというのが、被疑者側からしてみれば、大きな意味をもつこととなります。

 器物損壊事件を刑事弁護人として頼まれた場合は、本人が事実を認め反省しているなら、被害者と話し合いをし、被害弁償をして、円満に告訴を取り下げていただく方向で活動をします。
 加害者が、被害者の名前や連絡先をしらない場合が多いですが、弁護人は、検察官を通じて被害者の氏名、連絡先を教えてもらうことになります。
 起訴される前は、検察官は、被害者の同意をとってから教えることになるので、起訴前の段階では被害者の連絡先がわからず、話し合いすらできない場合も存在します。
 このような被害者との架け橋になるのも、弁護人のひとつの役割です。

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by cuts | 2005-10-10 16:37 | 刑事弁護