主に千葉県における刑事弁護など


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14歳未満の少年は逮捕されない

12歳の少年が母親を殴り殺したというニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース

 12歳の少年は逮捕されません。
 逮捕自体が法律で許されていないからです。
 刑法で、”14歳未満の行為は犯罪が成立しない”となっており、「罪を犯した」ことになりません。
 犯罪は犯してはいないことになりますが、何ら処分がないということではありません。
 少年法では、「14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年」は、児童相談所長から送致を受けた場合は、家庭裁判所で少年を審判に付することができることになっています(少年法3条)。
 記事では、
”同署は児童福祉法に基づき長男を一時保護。「殺すつもりはなかった」と話しており、同署は20日に傷害致死の非行事実で、児童相談所「大阪府寝屋川子ども家庭センター」に通告する方針。”
となっております。
 児童福祉法では、
 「要保護児童を発見した者は、児童相談所等を介して児童相談所等に通告しなければならない。」と規定されており(児童福祉法25条)、この規定に基づいて通告するということになりそうです。
 14歳未満の触法少年になりますと、このように児童福祉法やら少年法がからんでくる問題となるので、刑法とか刑訴法とかの頭で考えているとミスをおかしがちです。
 以前に、警察が14歳未満の少年を逮捕した(違法です)という事件も起こったことがあります。なれないためのミスでしょうが、これからは14歳未満の重大な触法行為もときどきは起こってきそうです。

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by cuts | 2005-10-19 21:03 | 刑事弁護