主に千葉県における刑事弁護など


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UFJ銀行カメラ設置事件に関連で逮捕者

UFJ銀行カメラ設置事件に関連して逮捕者が出たというニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース

 逮捕容疑は、カッターナイフの所持という銃刀法違反容疑。
 おそらく「刃体の長さが6センチメートルを超える刃物の携帯の禁止」罪(銃刀法32条、22条)によるものではないでしょうか。
 この犯罪だと法定刑は、
  懲役1年以下又は30万円以下の罰金
で、犯罪としては比較的軽い部類に属します。
 逮捕の後に勾留できるかどうか問題にはなりそうですが、UFJ銀行カメラ設置事件に関連しているということになれば、警察・検察側は、この男性の身体を拘束して取調べをしたいと考えるでしょうから、勾留請求はしていくでしょう。
 裁判所がどう判断していくかですが、記事によれば、逮捕された方は「住所不定」ということですから、勾留を認めるかもしれませんね。
 住所不定という要件があれば、勾留できることになっていますし、実際、300円程度の弁当の窃盗で、住所不定の方が勾留されているケースにあたったことがあります。
 弁護人的発想からすると、
 ”カッターナイフを携帯していたのは間違いないし、この事実は否定のしようがない。現行犯なんだから、これ以上罪証隠滅行為に走るということもないだろう。前科もないようであれば、他の事案と同様すみやかに略式罰金にすべきだ、勾留する必要はない”
ということになりますが、裁判所というところは、検察官からの請求を安易に認めてしまう傾向がありますので、弁護人の主張が認められないことがしばしば(というか圧倒的に多い)です。

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by cuts | 2005-10-21 06:33 | 刑事弁護