主に千葉県における刑事弁護など


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覚せい剤譲渡罪

前衆議院議員の秘書に覚せい剤を譲渡した被疑者を逮捕という記事
Excite エキサイト : 社会ニュース

 覚せい剤の譲渡という容疑で逮捕されています。
 譲り受けた方から、「この人からいついつ譲り受けた。」という供述が得られ、これに対して、相当程度の裏付けがあれば、逮捕状は発布されます。
 しかし、譲り渡した方が容疑を否認すると、起訴することが困難な場合があります。
 まず、目撃者がほとんどいません。
 譲渡した方とそうでない方との供述が食い違っている場合、どちらを信用したらいいのかという問題が生じます。
 最近は携帯電話の通話記録から、個人の行動を証拠上ある程度特定できるようになったので、ここから片方の供述を覆せる程度の裏付けが得られれば、そちら側の供述を信用せざるを得ないということになります。
 渡した物が本当に覚せい剤だったのかという点も問題となります。
 渡した物の残りが押収されていれば、覚せい剤だったということは証明できますが、そうでないと物自体が覚せい剤だったかどうか証明することが難しくなりますから。
 私が担当したケースでは、結構覚せい剤譲渡罪は不起訴になったりしているのですが、今回の件はどうでしょうか。

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by cuts | 2005-10-24 15:30 | 刑事弁護