主に千葉県における刑事弁護など


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忌避申立はどのような場合に認められるか

オウム松本被告弁護団が裁判官を忌避申し立てしたというニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース

 裁判官が「不公平な裁判をするおそれがあるとき」は忌避をすることができます(刑訴法21条)。
 忌避が認められれば、裁判官は当該裁判から外れることになります。
 しかし、「不公平な裁判をするおそれ」とは、
  裁判官が担当する事件の当事者と特別な関係があるときとか
  訴訟手続外において事件につき一定の判断を形成しているとか
の当該事件の手続外の要因による不公平さ
が必要とされています(昭和48年の最高裁判決)。
 手続内における審理の方法、態度などはただちには、忌避の理由とはならないとされています。
 これらの問題は、その手続における異議とか、上訴などの申立で解決すべきだというのが理由です。
 忌避は乱発されやすいので、「訴訟を遅延させる目的のみでされたことが明らかな」場合は、却下することが出来ます(刑訴法24条)。
 松本被告弁護団の忌避申立に、裁判所がどう反応するか注目です。

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by cuts | 2005-10-27 12:51 | 刑事弁護