主に千葉県における刑事弁護など


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少年法55条

板橋両親殺害事件の弁護士方針についてのニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース

 弁護側は、家裁の移送を主張するそうです。
 少年事件の手続は成人に比べると複雑でわかりにくいのですが、刑事裁判になるまでの流れをおさえておくと、
 逮捕・勾留
→家庭裁判所に送致
→家庭裁判所で検察官に送致する旨の決定(逆送決定)
→検察官が地裁に起訴
 となっています。
 この検察官の起訴で、通常の成人事件と同じ刑事事件の法廷が開かれます。
 もっとも、地裁は、事実審理の結果、少年の被告人を保護処分にするのが相当と認めるときは、事件を家庭裁判所に移送しなければならないことになっております(少年法55条)。
 今回、弁護側が求めるのは、この少年法55条をもとにした主張です。
 この55条の決定は、家裁から検察官を経て、地裁に来た事件が、また、家裁に戻るというものですが、家裁の逆送決定が妥当か否かを地裁において吟味させるものだと理解することが出来るでしょう。
 東京地裁が、被告人の着席位置を工夫したりして、被告人の更生に配慮した異例の措置を取っていることも注目です。

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by cuts | 2005-11-07 20:35 | 刑事弁護