主に千葉県における刑事弁護など


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法廷での写真撮影

 法廷での写真撮影等について、被告人(和歌山カレー事件)に慰謝料請求を認める判断を最高裁がしたとのニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース

 法廷での写真撮影は原則禁じられています。
 ただ、重大事件のときなどは、取材側からあらかじめ裁判所に要請があれば、開廷前の撮影を2分間だけ認めています。
 テレビに映る映像はどの局でも同じですが、あれは代表撮影だからです。
 カメラはひとつしか入りませんで、どこかの局が代表して撮影し、それを色んな局にコピーして渡しているんだと思います。
 撮影中は、被告人は在廷しておりません。
 弁護人にはあらかじめ裁判所から、「今度の法廷、写真撮影が入りますのでよろしくお願いします。」というような電話連絡が来ます。
 弁護人が撮影に応じるか否かは弁護人次第で、写りたくなければ法廷の外で待機していればいいわけです。
 これは傍聴人の方も同じで、裁判所職員が撮影前に、「本日は法廷撮影がありますので、写りたくない方は撮影後に法廷に入ってください」と呼びかけています。
 撮影は、裁判官が入廷してからきっかり2分。
 この時間は、裁判所職員がきっちり計っています。
 「1分経過」「残り30秒です」「終了してください」
というのは必ず言ってますね。
 それから、被告人が入廷する、そういう決まりになっています。
 ですから、隠し撮りというのは、裁判官から見たら、法廷の秩序を乱す行為にしか見えないはずです。
 最高裁は、今回の判決で、隠し撮り写真の公表は「撮影方法が相当と言えず、手錠をされた姿を撮影する必要性も認めがたい」と判断したとのことですが、裁判官からすれば当然の感覚といえましょう。

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by cuts | 2005-11-11 07:31 | 刑事弁護