主に千葉県における刑事弁護など


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イギリスで一事不再理原則の見直し

一時不再審の原則改正後、イギリス初の再審が決定というニュース
Excite エキサイト

 記事では、「一時不再審の原則」となっていますが、法律の教科書では、「一事不再理の原則」と呼ばれており、記事でも紹介されているように、
 ”一度無罪判決を受けた者に対して、同じ犯罪で再度審理することはできないとする原則”
をいいます。
 日本でもこの原則は厳然としてあり、憲法に
「何人もすでに無罪とされた行為については刑事上の責任を問われない」(39条)
と規定されています。
 アメリカではこの原則を
”一審判決で無罪判決となったときは、検察官は上訴できない”
ととらえているので、一審で無罪となれば、被告人の無罪が確定すると考えます。
 日本では、そうは考えておらず、一審判決で無罪となっても、検察官の上訴は可能です。
 一事不再理の原則を見直そうというような動きはまったく聞いていなかったので、イギリスでこの原則が修正されているというニュースはびっくりです。
 法律の内容の詳細は記事からはわかりませんが、過去の犯罪にも適用されるみたいで、日本の法律の常識からすると大分違う感じです。

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by cuts | 2005-11-13 06:42 | 司法制度