主に千葉県における刑事弁護など


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最高裁での弁論

連続幼女誘拐殺人事件で最高裁の弁論が行われる
Excite エキサイト : 社会ニュース

 この事件の発生が1988~89年ですから、これまた長い裁判です。
 ”思い出の事件を裁く最高裁”という川柳があるそうですが、この事件もこの川柳にあう状態になってしまっています。
 ところで、最高裁で弁論(双方の主張を口頭で聞く期日)というのはほとんど行われません。というのは、最高裁は、基本的には書面審査だからです。
 もっとも、二審判決の結論を変更する場合は、弁論を開かなければならないことになっていますので、この場合は弁論が開かれます。
 つまり、弁論が開かれれば、結論が変更されることがわかってしまうわけです。
 新聞報道などで最高裁の弁論が開かれると、「二審判決が何らかの形で見直される」というようなコメントがつくのはこの理由によります。
 二審で死刑判決を受けた事件も、従前はこのような扱いだったようです。
 しかし、それでは死刑事件の場合はあまりにも被告人のためにならないだろうということになり、二審で死刑判決を受けた事件に限り、結論が変わるか否かにかかわらず、弁論を開くことになったと聞いています。
 ですから、今回の新聞報道でも、結論が変わるか否かについてのコメントは付されていません。
 
 最高裁での弁論には、被告人が出頭しません。
 検察官と弁護人だけが出頭し、意見を述べるわけです。
 すでに主張は最高裁に書面で提出しているので、その要旨を口頭で述べるということになります。
 
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by cuts | 2005-11-23 06:51 | 刑事弁護