主に千葉県における刑事弁護など


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広島小学生殺害事件、被疑者逮捕で日本にも移民問題が問われるか

広島小学生殺害事件で被疑者の日系ペルー人を逮捕
Excite エキサイト : 社会ニュース

 広島小学生殺害事件で日系ペルー人が逮捕されました。
 私が弁護士になって一番最初に担当した事件は、日系外国人の事件でした。
 今回逮捕された被疑者は工場で働いていて、最近になって工場をやめていたらしいが、その日系外国人もやはり工場で働いていました。
 今はどうかわかりませんが、当時は、日系外国人はわりと簡単にビザが取れ、日本で働くことが可能で、日本の経営者からすると日系外国人は安い賃金で雇用できるので、双方にメリットがあったのです。
 日系外国人としては、自分たちの父や祖父の母国である日本で、一旗はげることを夢見て来日したのではないかと思います。
 しかし、時代はかわり失業率は今4.5%。
 日本人でもリストラされる時代ですから、日系外国人も例外ではない、いやそれ以上に厳しいと見るべきでしょう。
 職を失ってしまえば、外国人に生活保護の適用はありませんから、日本人なら働くセーフティーネットが働きません。
 日本語も不自由であれば、地域で孤立感を深めることもありえます。
 結果、彼らが追い詰められ、経済的にも心理的も追い詰められていくことになります。
 
 今回の事件が本当に逮捕されたペルー人がされたのかどうか自体わかりませんが(本人は否認しているという報道です)、以前に私が担当した事件のことを考えると、少なくとも職を失った外国人がそのような状況にあるということはいえるのかなと思います。
 日本は単一民族で・・・というような論調がありますが、圧倒的多数の日本人のほかに、少数の他民族がいることは否定しようがありません。
 フランスでは、暴動という形で移民問題が噴出しましたが、今回の事件でこの点がどのようにとらえられるのか、影響が大きいだけに注目です。
 
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by cuts | 2005-11-30 07:04 | 刑事弁護