主に千葉県における刑事弁護など


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外国人が不法入国する方法

広島小1殺害事件で、外国人被疑者が偽名入国を認める
Excite エキサイト : 社会ニュース

 外国人が日本に入国するには、パスポートが必須で、ビザを免除されていない限り、ビザも必要です。
 中国などの近くの国は、海を渡って密航するという手段が取れますが、それより遠いところでは島国である日本には飛行機でアプローチするほかありません。
 飛行機で来れば、必ず飛行場で入国の検査を受けますから、その検査をどうやってすり抜けるかというところに悪知恵を使うわけです。
 ひとつは、本当にすり抜けてしまう方法。
 入国検査官のすきをついて、検査台のわきをすりぬけてしまう。
 これについては、最近対策が進んでいるようです。
 この方法では、特に書類を偽造しませんので、不法入国罪だけが成立します。

 もうひとつは、パスポートなど関係書類を偽造する方法。
  パスポート→自国政府が発行
  ビザ→日本政府が発行
ですから、チェックの甘い政府の外国では、偽造パスポートが次々とつくられています。
 ビザもパスポートやその国で発行された書類を前提に発行しますので、これらが次々と偽造されて日本政府(実際は大使館、領事館)に提出されれば、ビザを発行せざるを得ないわけです。
 この方法だと、不法入国罪のほかに、偽造私文書行使罪が成立します。
  公文書=日本の公務員が作成した文書
  私文書=それ以外の文書
ですから、外国政府が作成した場合は、「私文書」となってしまうのです。
 最近、正式裁判になっている事件は、私の見る限り、偽造パスポートを利用して入国してくる例のほうが多いようです。
 ただ、この方法で入国された場合、入国管理官があやしいと思って、見抜けないと検挙できないので、結構見落とされて入国しているケースもあるのかもしれません。

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by cuts | 2005-12-05 06:52 | 刑事弁護