主に千葉県における刑事弁護など


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検察庁に送検するとは

京都小6殺害事件で被疑者を送検
Excite エキサイト : 社会ニュース

 「送検」とは検察庁に送致することです。
 この事件では、被疑者が逮捕されているので、被疑者及び事件の記録の両方が検察庁に送致されます。
 警察が被疑者を逮捕した場合、警察は48時間以内に検察庁に送致しなければならないことになっています(刑訴法に規定されています)。
 警察も検察も捜査機関ですが、検察は準司法機関といわれており、捜査機関ではあるけれども警察の行為をチェックする役割を担っていますので、逮捕したら早めに検察庁に被疑者及び事件記録を送ることが「送検」の趣旨です。
 被疑者は逮捕された時は警察の留置場におりますが、送検の日は検察庁に連れて行かれます。検察庁の中の留置施設で検察官に呼び出されるまで待機し、呼び出されて検察官の取調室に入ります。
 検察官は、このときに弁解録取ということをしなければならないことになっています。
 これは、被疑事実を被疑者に読み聞かせ、被疑者の主張を聞くことです。この際、黙秘権と弁護人選任することのできる権利を告知します。
 検察官が、引き続き被疑者の身体拘束を必要と考える時は、裁判官に勾留を請求し、裁判官がこれを認めれば、さらに被疑者は身体拘束されることになります。
 被疑者は勾留されれば、通常は警察の留置場にいることになります。
 つまり、被疑者が送検されるといっても、検察庁に送られるだけで、その後はまた警察の留置場にいることになり、検察庁が被疑者の身体を拘束するわけではないのです。
 このように、検察官への送検というのは、被疑者を検察官のチェックがきくようにするシステムといえます。

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by cuts | 2005-12-12 07:18 | 刑事弁護