主に千葉県における刑事弁護など


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女子高生でも「少年」

 一緒にホテルに行った陸上自衛隊員を「強姦未遂」と脅した女子高生らを恐喝で逮捕
Excite エキサイト : 社会ニュース

 女子高生2人のうちの1人と以前ホテルでわいせつな行為をした自衛隊員を呼び出して「強姦未遂だ、職場にばらされたくなければ200万円出せ」と要求し、40万円を脅し取ったという記事。
 毎日新聞のほうの記事では「恐喝未遂」となっていましたが、40万円を脅し取っている以上、恐喝罪としては既遂でしょう。
 女子高生とはいえ、当時その女子高生は18歳だったというので、記事にもありますが、18歳未満の少年の保護を目的とする長崎県少年保護育成条例や児童福祉法には抵触しません。
 この辺の法律は、すべて18歳が区切りなんですよね。
 日本では成人は20歳で、選挙権やお酒が飲めるのも20歳からですが、18歳で区切るという法律もあり、18歳区切りと20歳区切りが混在しています。
 選挙権は18歳から与えるべきだという主張をしている政党もあり、18歳区切りがますます優勢になってくるのかもしれません。
 もっとも、刑事事件か少年事件化の区切りは、依然として20歳区切りですので、18歳の女子高生は実名報道されませんが、一緒に逮捕された26歳の方は実名が報道されてしまっています。
 これは、少年法が20歳未満の者の犯罪の記事で名前などを掲載してはならないとしているからです(少年法61条)。
 ところで、日本語では、
  男子→少年
  女子→少女
と使い分けますが、法律上は、
 男子も女子も→「少年」
なのです。
 だから女子高生も「少年」なのです。
 最初、これを知った時はすごく違和感がありました。
 でも、今は平気で使ってしまっているので、事情をしっているインナーの方(弁護士同士とか、裁判所とか)には別に問題ないのですが、一般の方に対する説明で女子なのに「少年は・・・」というと怪訝な顔をされます。
 なかなか、この辺の言い換えというのが難しいものです。

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by cuts | 2006-01-13 06:33 | 刑事弁護