主に千葉県における刑事弁護など


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削除メールの復元捜査ーライブドア事件

ライブドア事件、メールの解析が進む
Excite エキサイト : 社会ニュース

 押収された電子メールを捜査側は解析しているとの記事。
 ライブドアでは、稟議書というものはなく、メールで決済していたようですから、メールの証拠価値は高いですね。
 削除されたメールを復元しているというのは、現在では当たり前に行われているようです。
 押収されたのは、パソコンのメールなのでしょうが、携帯のメールでも復元が可能なようです。私が相談を受けたケースでも、携帯の復元メールの内容をもとに捜査をしていたのがありました。
 もっとも、そのケースでは、すべてを完璧に復元できるわけではないようで、文字化けをして意味不明な箇所も残ってしまったようでした。
 ハイテク犯罪捜査については、警察官向けの刑法・刑事訴訟の雑誌「捜査研究」(東京法令出版からで一般の方でも購入できます)に大橋充直検事が「ハイテク犯罪の捜査」という連載を6年間もしています。
 この連載、本にもなっていまして、
  ハイテク犯罪捜査入門 図解・実例からのアプローチ 捜査実務編
  ハイテク犯罪捜査入門 図解・実例からのアプローチ 基礎編
(いずれも東京法令出版)
の二冊が出ています。
 法律家には珍しく、軽妙な文章で、ハイテク犯罪について解説しています。
 現代では、証拠が文章で保存されているほか、パソコンの中のデーターとして残っている場合が多いわけですから、捜査官についてもこのような知識で必須とされているのでしょう。
 警察や検察などの組織では、こういうことについては組織的に対処するので、専門知識の集積が進んでいるのでしょうが、弁護士はひとりひとりが対応しなければならないので、ものすごく詳しい人もいる一方で、筆者がブログの話をしても「ブログ?なにそれ?」という方までいるところなので(いまだにメールすらやらない人もいますし)、その差はものすごくついてしまっているのかもしれません。

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by cuts | 2006-01-19 06:55 | 刑事弁護