主に千葉県における刑事弁護など


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カテゴリ:犯罪被害( 43 )

人気blogランキング 法律・法学部門24位(記事掲載時)

現職検察事務官も交通事故事件の処理に疑問を呈しているという記事
Excite エキサイト : 社会ニュース

検察事務官は、いわば検察官の秘書役。
検察官の取り調べに立ち会い、供述調書を清書したり、事務全般を引き受ける仕事です。

我が子が被害者となった交通事故。
しかし、我が子は被害者と認定されるどころか、加害者(被疑者)であると刑事事件では認定されたということです。

参考→交通事故被害者のための刑事事件Q&A
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by cuts | 2006-08-27 13:52 | 犯罪被害

民事事件と刑事事件

人気blogランキング 法律・法学部門23位(記事掲載時)

刑事訴訟で民事の損害賠償は可能になるか
Excite エキサイト : 社会ニュース

裁判所では民事部と刑事部がわかれているところがほとんど(小さな支部は別です)。
裁判官も民事畑と刑事畑があります。
刑事訴訟で民事の損害賠償が可能となると、刑事畑の裁判官が民事のこともやる必要があることになり、裁判官は負担が増えます。
民事の損害賠償というのも、結構難しい法律上の問題点が山ほどありますし、これらをすべて正確にやるには神経もすり減ると思います。

今までは民事の損害賠償を起こすしかなかったわけですが、刑事訴訟で民事賠償を求めるという選択肢が増えるのは歓迎すべきでしょう。
ただ、殺人とか強盗に限るという考えもあるようで、どこまで範囲を広げるかは今後の課題のようです。
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by cuts | 2006-08-23 20:16 | 犯罪被害
人気blogランキング 法律・法学部門28位(記事掲載時)

札幌地裁で業務上過失致死事件に無罪判決
Excite エキサイト : 社会ニュース

上記の記事は、毎日新聞の記事です。
毎日新聞は、交通事故事件の報道に熱心で、被害者サイドからの見方が多いですかね。

この記事でも被害者の母親が事故後、真相解明と起訴を求めて、街頭署名を集め、札幌地検に提出。同地検は事故から2年7カ月たった今年3月、被告の男性を在宅起訴した。ということを指摘しています。

刑事事件では、有罪とするには合理的な疑いがあるというレベルまで被告人側が立証すれば無罪となります。
無罪判決がでると、裁判所が悪い・・・のような論調がでますが、世の中に広く知られないうちに検察官が不起訴としている多くの事件があることを忘れてはならないと思います。

この事件では、被害者側の熱意もあって検察官が起訴をしたようですが、このような被害者側のことを考えた態度を検察庁にはもっと臨みたいです。

加害者が不起訴の場合の被害者側にできることについては→こちら
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by cuts | 2006-08-21 18:34 | 犯罪被害
人気blogランキング 法律・法学部門31位(記事掲載時)

刑事の時効後に自首した加害者をめぐる民事の損害賠償、9月26日に判決
Excite エキサイト : 社会ニュース

この民事の損害賠償が提訴されたのは、2005年5月31日の記事に載っていました。
およそ判決まで1年4ヶ月。

そのときのブログにも書いたのですが、刑事の時効と民事の時効の知識がないとちょっと混乱します。

 刑事の時効(公訴時効)
→殺人事件の場合、事件が起こってから15年(2004年12月31日までの事件の場合)
 
 民事の時効
→殺人事件の犯人を遺族が知ってから3年

 以上のように、民事と刑事では時効の起算点(時効をどこからカウントするか)と期間(3年か15年か)が違います。
 記事の件では、殺人事件から15年経ってしまっているので、刑事事件としては起訴できないが、民事は殺人事件の犯人を遺族が知ってからなので、民事上の時効は完成していないはずです。

 しかし、民事では「時効」とは別に、「除斥期間」というのがあり、この期間を経過すると民事上訴えが棄却されることになります。
 
 殺人事件の民事上の除斥期間
→事件が起こってから20年
なので、加害者側はこの期間が経過したから、民事上の責任は負わないという主張をしているということです。

 被害者側には何とも割り切れない制度ですが、この制度の適用を回避する判決がでるのかということが問題となっています。
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by cuts | 2006-08-20 19:51 | 犯罪被害
人気blogランキング 法律・法学部門135位(記事掲載時)

遺体のコンピューター断層撮影(CT)による死因判定を無料で→東京新聞

 被害者(遺族)には力強い味方となるニュースです。

 以前にも司法解剖の役割についてはこのブログで述べたことがありますが(7月17日の記事)、千葉大の岩瀬教授が新たな動きを見せました。

今後、この動き注目です。
岩瀬教授については、千葉大学法医学教室ホームページ
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by cuts | 2006-08-16 07:23 | 犯罪被害
人気blogランキング 法律・法学部門52位(記事掲載時)


那覇市青年団体連絡会が飲酒運転撲滅へ団結という記事
琉球新報の記事 

この試み、居酒屋さんに飲酒運転を撲滅するよう協力を求めるというもの
飲酒運転を厳罰化しても、そもそもそのような法律を守ろうとしない人にまで、刑罰が重くなったというメッセージはなかなか伝わらないですし、酒を提供するところから改善しようという試みはすごくインパクトがあると思います。


この活動、実際にやっていることは、
”各居酒屋には車を運転する意思の確認、運転代行やタクシー利用の呼び掛けなどを客に対して徹底するよう協力を求めるほか、ポスターやのぼり旗を用いて飲酒運転撲滅を店内でアピールしてもらう。”
ということだそうですが、このようなことが徹底されれば、飲酒運転は減ることでしょうね。

 ただ、居酒屋としては、飲酒してくれるのはお客さんであり、取り締まりの対象ではありませんから、経営との兼ね合いが難しいことかもしれませんが。
 居酒屋がこのような活動に携わることにより、経営的にもプラスになるという世の中がくれば、飲酒運転は激減すると思います。

 なお、最近一緒に飲酒していた者に賠償責任を認める判決がでています。
ご興味のある方は→こちら
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by cuts | 2006-07-30 06:45 | 犯罪被害
遷延性意識障害(植物状態)の療護センターを拡充という記事
Excite エキサイト : 社会ニュース

遷延性意識障害(植物状態)の方には朗報です。
療護センターというのは、これまで全国に4箇所しかなかったのですが、これを拡充しようという動きがあるということです。
2007年度中ということですから、2008年3月までにということですね。
充実した整備を望みたいものです。 

療護センターの内容、遷延性意識障害の交通事故被害者の介護料についてご興味のある方はこちらもどうぞ。
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by cuts | 2006-06-16 08:08 | 犯罪被害

救急医療の問題点

最初の搬送先が対応できない救急医療は問題ではないかという毎日新聞の記事
Excite エキサイト : 社会ニュース

 救急医療が整っているかどうかというのは、大問題ですね。

 交通事故の後遺症事案を担当していますと、当初の搬送がなかなかできなくて、遠くの病院にようやく入院できたというようなケースや、当初は近くの病院に入院できたが、そこでは手に負えないといわれてすぐに別の病院に搬送されたとかというケースを目にします。

 救急医療は
  1次救急=入院を必要としない患者向け、
  2次救急=入院、手術を必要とする患者向け
  3次救急=重症、高度専門医療を必要とする患者向け
に分かれています。
 
 記事では「地域社会のニーズを考えれば、初期から3次まで対応できる医療機関が理想的だ」との主張が医師からでているとのことなのですが、各病院の思惑が絡む問題だけにそう簡単にシステムを構築できるわけではないのでしょうね。 
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by cuts | 2006-03-19 06:50 | 犯罪被害
大雪被害の関係で、不審な雪かき業者が出没
Excite エキサイト : 社会ニュース

 大雪被害の関係で、不審な雪かき業者が日本海側に出没、高齢者を食い物にしているという記事。
 昨年あいついで報道されたリフォーム商法と同じで、高齢者という弱者を食い物にする商法です。お困りでしょうから、雪かきをしてあげますよという言葉で料金を明示せず、終わった後に高額の費用を請求するという手口なのでしょう。
 このような商売方法の場合、訪問販売法の適用があるかどうかが問題となります。
 訪問販売法の適用があれば、クーリングオフの適用があり、被害者の救済がはかれるからです。
 訪問販売法というと、訪問販売についてすべて適用があるのではないかと思われがちですが、同法の規制対象となっているのは、
  指定されたもの(商品、権利、役務の提供)
にしか及びません。
 記事には、
 経済産業省は雪かき作業にクーリングオフの規定を適用できるとする見解を打ち出した
 とありますから、国のほうで訪問販売法の適用のお墨付きをしたということになります。

 高齢化が進み、しかも高齢者だけで居住している世帯が増え続ける限り、このような詐欺まがいの商法は増え続けることでしょう。
 対策が求められるところです。

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by cuts | 2006-01-15 07:50 | 犯罪被害
仙台の病院で乳児を連れ去る事件が発生
Excite エキサイト : 主要ニュース

 通常、乳児の連れ去りといえば、子どもを望んだが子どもを授からなかった人が企てるとか、そういうイメージでしたが、今回の事件は、犯人が看護師に「おれと院長の関係だ」などと話したということですから、病院とのトラブルで無差別に新生児を狙った可能性があるのではないかとの見方がでています。
 無差別テロも政府のやりかたが気に食わないからということで、その政府のくらしている善良な市民をテロの対象にする行為ですから、今回のケースも病院とのトラブル関係だとすれば、無差別テロと同じ心理構造ではないかと思います。

 ところで、乳児の連れ去りについては、
  未成年者略取罪
という容疑で捜査が始まります。
 日常用語では、こういう事件は誘拐事件だといわれますが、法律上の用語では「略取」(りゃくしゅ)と「誘拐」は使い分けられていて、
 「略取」=暴行・脅迫を手段とする場合
 「誘拐」=だましたり、誘惑したりとする手段の場合
と定義されています。
 未成年者略取罪は、法定刑が3ヶ月以上7年以下の懲役ということになっています。
 もっとも、捜査の結果、略取の目的が営利目的だということになれば、営利目的略取ということになり、重い刑(懲役1年以上10年以下)になりますし、身代金目的だということになれば、身代金目的略取になりさらに重い刑(懲役3年以上で無期懲役まで)になります。

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by cuts | 2006-01-07 07:53 | 犯罪被害