主に千葉県における刑事弁護など


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死刑と無期懲役の差

<毒物カレー事件>死刑判決支持し、控訴棄却 大阪高裁Excite エキサイト : 社会ニュース

上部被告に2審も死刑 下関駅の無差別殺傷事件Excite エキサイト : 社会ニュース


 今の日本の制度では、死刑が一番重い刑、その次は無期懲役になります。
 しかし、死刑判決と無期懲役とはとてつもなく差があります。
 無期懲役というのは、字面だけ見ると一生刑務所にいられれると読めてしまいますが、違います。法律上は10年懲役をつとめれば仮釈放ができることになっています。現実には、20年から25年くらいは務めないとダメみたいですが、それでも真面目につとめ上げれば、仮釈放で社会に出てくることは可能なのです。
 だから、無期懲役は終身刑(一生涯刑務所にいれるという刑)ではありません。
 また、アメリカのように、懲役80年とか100年というのもありません。
 無期懲役の次は、懲役30年までです。懲役30年になったのも今年からです。去年までは懲役20年でした。
 死刑は、生命を奪う刑ですから、無期懲役との差はかなりあります。
 日本でも死刑廃止論はあり、国会議員の中でも死刑は廃止すべきだと考えている人も少なくありませんが、死刑存置論が大勢であり、世論もそれを支えています。
 日本の裁判所では20年や30年前に比べると、死刑を回避する傾向があり、昔は死刑相当な事件が、現在は無期懲役ということもありえます。
 死刑と無期懲役との差に、日本の裁判官も悩みつつ判断しているようです。


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by cuts | 2005-06-28 10:48 | 司法制度