主に千葉県における刑事弁護など


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迷宮入り事件と被害者・遺族の気持ち

 死刑判決を受け上告中の被告人が、他に殺人事件3件を起こしたとして警察に上申書を提出したというニュース
Excite エキサイト : 社会ニュース
 
 警察としては、この情報提供を受けて、これまでの捜査記録を見直し、立件できるかどう慎重に捜査するということになるでしょう。
 情報提供をした被告人は、判決がまだ確定していない被告人ですから、拘置所にいるはずです。拘置所というのは、意外と気がつかれていないのですが、法務省管轄で、つまり国の施設。警察署は都道府県の施設ですから、管轄が違うわけです。
 ですので、警察官が任意で話を聞こうとしても、拘置所から警察へとは被告人を護送してくれないので、警察官が拘置所に話を聴きに行くしかありません。
 ところで、このニュースを見て、殺人事件であっても、迷宮入りしている事件又は迷宮入りしている事件というのは結構あるのかと思いました。
 殺人事件がおきれば、地方版の片隅に記事が載りますが、被疑者がすぐに逮捕すればともかく、ある程度時間が経ってしまうと、刑事事件に関心のある人ですら、あの事件はどんな事件だったかなという思いを強くします。
 「人の噂も75日」ということわざがリアルに響いてきます。
 しかし、被害者・遺族には苦しみは永遠です。
 そして、ほかの人は忘れていくのに、被害者・遺族には永遠の苦しみが付きまとうため、周囲とのギャップに被害者・遺族の苦しみがさらに増すような気がします。

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by cuts | 2005-10-18 06:36 | 犯罪被害