主に千葉県における刑事弁護など


by cuts

2005年 10月 02日 ( 1 )

裁判員フォーラム開催 市民の人生経験を期待Excite エキサイト : 社会ニュース

 最高裁の裁判員キャンペーンが始まりました。
 来年1月まで全国50ヶ所で開催するそうです。
 京都大教授は「裁判員制度は、国民の司法に対する理解増進と信頼向上につながる。法律専門家でないことを負担に考えることはない」と講演で述べたということですが、前段部分
 「裁判員制度は、国民の司法に対する理解増進と信頼向上につながる。」
は賛成しますが、後段部分
 「法律専門家でないことを負担に考えることはない」
はそう簡単にいえるかどうか・・・。
 司法修習生の頃、実際に事件を通してみてみるという経験をしましたが、
  ”この裁判のどこがポイントなのだろうか”
ということをつかむのは必ずしも容易ではありませんでした。
 今は、司法修習生を教育する立場にありますが、こちらが何回か説明しても修習生でも裁判のポイントを見抜くことは難しいという感じです。
 その原因は、裁判で大量に情報が与えられるということです。
 裁判員制度対象の事件は、ヘビーな事件が多く、構図が単純な事件もありますが、相当なボリュームがある事件をも裁かねばなりません。
 いくら易しく解説してとしても、情報量がそもそも多いという点は変えようもなく、こういう事件にどう対処するかというのが最大の問題だろうと思います。
 裁判官は、この点が職業的にできているのですよね。
 一般の方は、法律そのものがわからない上に、そういう大量の情報を、しかも法廷という空間の中でとらえないといけない、ここをどうクリアーするのかだと思います。

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by cuts | 2005-10-02 06:25 | 司法制度